ブルーナボンボンは子どもが遊べるバルーンのおもちゃであり、インテリアにできるほどシンプルで可愛いデザインとなっています。
子どもから大人まで人気が高いおもちゃですが、その姿は世界的に有名で人気のミッフィーに似ています。
今回は、ブルーナボンボンとミッフィーは実際に同じキャラクターなのか、その違いなどをブルーナボンボンの概要も含めて紹介します。
ブルーナボンボンとは?
ブルーナボンボンのブルーナとは、世界的に人気の絵本作家であるディック・ブルーナさんのことであり、彼の描く絵本を「ブルーナ絵本」と呼びます。
このブルーナ絵本の世界に登場するうさぎが、可愛いバルーン型のおもちゃとなったのがブルーナボンボンです。
サイズは高さ47センチメートル、長さ50センチメートル、胴囲約68センチメートルと少し大きめですが、このサイズと丈夫さのおかげで背に乗ってピョンピョン飛び跳ねて遊ぶことができます。
その遊び方もあって、対象年齢は3歳以上となっているのには注意が必要です。
非フタル酸のPVC(ポリ塩化ビニル)で作られているので、柔らかくて丈夫、そして安全な素材なので子どもが触れても安心です。
ブルーナボンボンは可愛らしい表情に、愛らしくシンプルなフォルムで思わず抱きしめたくなるデザインが魅力的でもあります。
ぬいぐるみとしても使えるので、乗って遊ぶだけでなく、おままごとや人形遊びなどの相手にもなってくれますし、遊んでいないときはインテリアとして飾っておくこともできます。
カラーバリエーションもホワイト(白)、グレー(灰色)、ブラウン(茶色)があり、出産祝いなどのプレゼントにも最適です。
ブルーナボンボンを使うのは何も子どもだけとは限りません。可愛いデザインや大人が乗れるほど丈夫であることから、自分用や友人へのプレゼントに購入される方も増えています。
バランスボールや椅子の代わりとして使う方や、部屋のインテリアにする方もいるほど、子どもから大人まで人気のアイテムです。
また、ブルーナボンボンは買ったときに空気が入っていないため、付属する専用の空気入れを使って膨らますのですが、使わないときは空気を抜いて片付けておくこともできます。
そんなシンプルなデザインのなかに、魅力がたくさん詰まったバルーンのおもちゃがブルーナボンボンなのです。
ブルーナボンボンにはミニサイズもある!
ブルーナボンボンと見た目は同じですが、半分以下にまで小さくなったブルーナボンボンミニも展開されています。
紹介した通り、ブルーナボンボンは対象年齢が3歳以上です。
これは子どもが自分で乗ってバランスを取れると想定される年齢が対象年齢になっているためです。
そこで、赤ちゃんや幼い子どもでも遊べるように作られたのがブルーナボンボンミニです。
ブルーナボンボンミニの中には優しい音色がする鈴が入っているので、本体を振ると赤ちゃんが喜ぶラトルとして使うことができます。
ただしブルーナボンボンとは異なり、乗って遊ぶことができない点に注意が必要です。
また、ブルーナボンボンミニにも数種類のカラーがあり、すべてにベビーパウダーの甘い匂いがついているので、抱きついていると安心する香りに包まれます。
赤ちゃんが自分で振って遊び、疲れたら抱きしめながら寝てしまうこともしばしばあるおもちゃですが、そのように遊ぶことで手や指先のトレーニングにもなります。
パッケージイラストも可愛く、そのままでもインテリアにできることや、ブルーナボンボンと並べて置くことで、まるで親子のようにも見えます。
そのため出産祝いでプレゼントされることや、ブルーナボンボンと合わせて買われることも多いおもちゃです。
ブルーナボンボンとミッフィーの違い
ブルーナボンボンやブルーナボンボンミニを眺めていると、気になる点があります。
それはブルーナボンボンのデザイン、特にその顔の部分にあたりますが、くりっと丸い目にばってんで描かれた口は世界的に有名なキャラクター「ミッフィー」にそっくりです。
ではこのブルーナボンボンのうさぎとミッフィーは同じキャラクターなのかというと、結論から言えば違います。
ブルーナボンボンはミッフィーではなく、ミッフィーの絵本の筆者ディック・ブルーナさんが描いた「野生のうさぎ」がモチーフとなっているのです。
確かに顔は似ているのですが、絵本などで描かれているミッフィーと比べると違う点をいくつか見つけることができます。
まず絵本などに描かれているミッフィーは2足歩行なのに対して、ブルーナボンボンは4足歩行です。
実際のミッフィーは人のように歩けるのに対して、ブルーナボンボンは自然界にいるうさぎや犬、猫のように4足で体を支えているのが大きな違いとなっています。
また、ミッフィーは服を着ていますが、ブルーナボンボンは服を着ていません。
もう一つ、カラーについてですが、絵本に描かれるミッフィーは服の色は違うものの、白色が特徴的なキャラクターです。
それに対してブルーナボンボンやブルーナボンボンミニはホワイト(白)もありますが、グレー(灰色)やブラウン(茶色)など、自然のなかにいるうさぎのカラーに合わせたバリエーションがあります。
SNS上でもミッフィーとブルーナボンボンは似ているけど違うもの、と認識している方は多く、ブルーナボンボンは「野生のミッフィー」と呼ばれ親しみを持たれています。
イラストの作者が同じディック・ブルーナさんであることから、ミッフィーとブルーナボンボンは同じキャラクターなのではないかと思われがちですが、これからは違うものだと考えると良いでしょう。
ブルーナボンボンとミッフィーの違いを理解しよう
ブルーナボンボンとミッフィーは見た目が似ていますが、キャラクターは異なるものとなっています。
しかし、ブルーナボンボンは触れることができて、乗ったり寝転がったり、あるいはおままごとや人形遊びの相手になってくれるなど、一緒に遊べることで親しみが沸きやすくなる存在です。
お子さんに説明できるように、その違いを理解しておくことは必要ですが、そのうえでブルーナボンボンが大切なお友だちであることも、一緒に伝えてあげてください。