赤ちゃんの出産祝いやファーストトイとして人気の木のおもちゃにはたくさんの魅力が詰まっています。
特に0歳や1歳の赤ちゃんに木のおもちゃはおすすめなのですが、なぜおすすめなのか、その理由を人気のアイテムと一緒に紹介します。
木のおもちゃには魅力がたくさん
木のおもちゃには積み木やラトル、手押し車など様々な種類があり、そのどれもが人気となっています。
ここからは、木のおもちゃがなぜ人気なのか、その魅力について見ていきましょう。
知育効果がある
子どもが成長していく過程で、知能に関わる能力の成長を促す効果のことを知育効果と言い、木のおもちゃには様々な知育効果があります。
創造力や想像力を育む
まずは、積み木を例に見ていきましょう。積み木は基本的な遊び方として、ブロックを積んだり並べたりすることで遊びます。
このとき頭のなかでは、自分で作りたい形や構図をなんとなく思い浮かべながら、どのブロックを使ったら良いのか、どのブロックを組み合わせたら良いのか考えています。
構図や組み合わせなどを考えているとき、子どもの創造力や想像力が育まれています。
積み木に限らず、ときには木のおもちゃを使って大人が思いつかないような遊び方をするようにもなるので、子どもへの知育効果は大きいと言えるでしょう。
また、木のおもちゃは、子どもの能力を遊びながら伸ばすことを目的として作られたものもあります。
そういったおもちゃは図形の形を学んだりしながら遊んでいくものが多いため、子どもにとって難しいかもしれませんが、たくさん考えてチャレンジする気持ちも養ってくれます。
自発力や集中力を養う
木のおもちゃの遊び方は自由です。そのため、どんな遊び方をしたら楽しいか、自分で考えて遊ぶようになります。
ママさんやパパさんの助言を受けず、今自分がしたいこと、やってみたいことを考えるようになるので、自然と自発力が身に付くようになるのです。
また、木のおもちゃを使った細かい作業などをするときには、自然に集中力が身に付いていきます。
手先や脳への刺激になる
木のおもちゃは、赤ちゃんから遊べるものも多いです。
赤ちゃんにとっては手や指はまだうまく動かせない体の部位になりますが、木のおもちゃを掴んだり投げたりして遊ぶうちに手先のトレーニングになります。
木のおもちゃを積んだり並べたりする作業があれば、より手先の器用さが求められるうえに、脳へ刺激を与え、脳が活性化する効果も期待できます。
素材のぬくもりを感じられる
素材に木を使っていることで、木の温かみや自然で柔らかな感触を身近に感じることができます。
おもちゃの素材に使われる木には無数の穴が開いており、そこには空気が含まれているため、断熱性や保湿性に優れていることから、プラスチックよりも温かく感じるのです。
また、小さい頃から木と触れ合うことで、「これは何の木だろう」「どこで育ったんだろう」と自然界について考えたり、自然と共存することの大切さを学ぶきっかけにもなります。
家族や友だちとコミュニケーションが取れる
子どもは大きくなると、自分だけでなく友達や兄弟と一緒に遊ぶようになり、そのなかでコミュニケーションが生まれます。
もちろん木のおもちゃに限ったことではありませんが、木のおもちゃは種類も豊富で丈夫なものが多いことから、永く愛用することができます。
一緒に何かをしたり、作ったりすることで協調性や連帯性も生まれるようになり、自分とほかの人とは違うという自我を知るきっかけになるなど、木のおもちゃには良い効果が盛りだくさんです。
永く使える
木材は素材によって感触や重さなどは違うものの、丈夫なものが多いです。
投げたりぶつけたりするくらいでは壊れないものがほとんどなので、赤ちゃんの成長に永く寄り添ってくれることでしょう。
木のおもちゃの選び方は?
魅力的でいろいろな効果も得られる木のおもちゃですが、特に赤ちゃんにプレゼントするのであれば、選ぶ際の注意点などをしっかりと把握しておくことが大切です。
素材で選ぶ
木のおもちゃに使われる素材は、ブナやヒノキなど様々です。
ブナは、木目がきれいで、硬く丈夫で割れにくいという特徴があります。
対してヒノキは、心を落ち着かせる効果があると言われる香りを持ち合わせており、ブナよりも軽く耐久力に優れているという特徴があります。
木のおもちゃを選ぶ際には、こういった素材そのものの重さや特徴も合わせて確認してみるのもおすすめです。
また、木のおもちゃなので大部分は木を素材としていますが、一部金属やプラスチックを使っているものもあります。
木以外の素材の部分が簡単に取り外せてしまうと誤飲の恐れもあるため、素材やパーツに気を付けて選ぶことをおすすめします。
そして、木でできていたとしても、仕上げ方に目を配る必要があります。例えば木のブロックの場合、端が鋭くなっていることがあります。
横滑りすれば怪我をすることもあるので、面取りと呼ばれる角が丸く仕上げてあるものを選ぶと安全です。
ただ、最近のおもちゃは面取りしていなくても怪我をしにくい作りになっていることが多いため、購入前に一度確認してみましょう。
塗料やサイズで選ぶ
木のおもちゃが着色してある場合、塗料には注意が必要です。
赤ちゃんはおもちゃを舐めたり口に入れたりすることがあるため、溶け出しやすい塗料や有毒な塗料が使ってあるおもちゃは避けるようにしましょう。
最近は、塗料に無毒性水溶性塗料など安全なものを使っている木のおもちゃも増えているので、パッケージなどで確認しておくと良いでしょう。
また、サイズも大切です。小さすぎる木のおもちゃは赤ちゃんが口に入れて飲み込んでしまう危険があります。
贈る子どもの年齢に合わせておもちゃの大きさなどもしっかりチェックしておきましょう。
0歳や1歳の赤ちゃんにおすすめの木のおもちゃ
魅力が多い木のおもちゃをプレゼントしたいというママさんやパパさんは多いですが、世の中にはたくさんの木のおもちゃがあって目移りしてしまいます。
なかには悩みすぎて決まらないという方や、どんなおもちゃが人気なのか知りたいという方もいるでしょう。
そこで、ここからは0歳や1歳の赤ちゃんにおすすめの木のおもちゃを3つ紹介するので、参考にしてみてください。
GRABBER(BLUE RIBBON)
木の棒とゴムで作られた立体的な木のおもちゃです。
ぎゅっと握ったり力をかけると立体の形が変化するので、不思議な動きが楽しめます。
また、木の球がついていて、握るとカタカタと心地良い音が鳴るのでラトル代わりに使うのもおすすめです。
ボールのように転がるため、追視効果が期待でき、赤ちゃんのハイハイなどの運動の手助けにもなるでしょう。
いろはタワー(Ed.Inter)
タワーの形をしたラトルで、中には優しい色合いの球が入っています。
このタワーを横に転がしたり振ったりすることで、赤ちゃんの目の前でカラコロと音を立て、色の移り変わりを楽しめます。
ヨーロッパの安全基準であるCEマークを取得しており、2017年にはグッドトイ賞を受賞したおもちゃです。
Sugar Box(Ed.Inter)
Sugar Boxは、5種類のブロックをはめる立体パズルです。
パズルとはいうものの作りはシンプルで、赤ちゃんでも楽しめるおもちゃになっています。
もちろん基本のパズルとしてだけでなく、ブロックを積んだり重ねたりして積み木のように楽しむこともできます。
可愛くて永く使えるおもちゃとして出産祝いやファーストトイとしても選ばれることが多いおもちゃです。
昔から木のおもちゃは子どものおもちゃとして人気があり、0歳や1歳の赤ちゃんにプレゼントするのにもおすすめです。
この記事では、木のおもちゃが0歳や1歳の赤ちゃんにおすすめの理由や、人気の木のおもちゃを紹介します。 目次[…]
車が好きな赤ちゃんにおすすめの木のおもちゃ
お子さんのなかには車好きな子も多いです。木のおもちゃには自動車や働く車などをテーマにしたおもちゃもたくさんあります。
そのなかでも特におすすめなものを3つ紹介します。
のっておして!すくすくウォーカー(Ed.Inter)
乗っても押しても遊べる木の車のおもちゃです。
車体の横側にはブロックと同じ形の穴が開いていて型はめパズルとしても遊べ、ハンドルには回る歯車も付いているので、回して手先のトレーニングもできます。
ハンドルは高さの調節が可能なので永く使え、乗ったり押したりできるようになることで成長を感じられるおもちゃとしてもおすすめです。
カタカタ森の消防隊(Ed.Inter)
木で作られた消防車のおもちゃです。
運転手さんを取り外せたり、はしごが動いたり、後ろに付いているホースを伸ばすといった様々なギミックが楽しいおもちゃで、子どもの想像力を豊かにしてくれます。
安全な素材・塗料・染料が使用されているため、赤ちゃんが舐めても安心で、丈夫なので永く遊び相手になってくれるおもちゃとしてもおすすめです。
Racing car(ooh noo)
シンプルなデザインのレーシングカーの形をしたおもちゃです。
ココナッツ繊維と再生可能なプラスチックという環境に優しい素材で作られており、子どもが遊びやすいデザインになっています。
赤ちゃんや子どもが遊んでいないときは、インテリアにもできるような仕上がりが魅力的なおもちゃです。
子どもに人気の木のおもちゃのなかでも、特に車をモチーフにしたアイテムが選ばれています。
この記事では、木のおもちゃが人気の理由や木のおもちゃの選び方、車をモチーフにしたおすすめの木のおもちゃを紹介します。 目次 […]
おままごとにおすすめの木のおもちゃ
子どもの遊びの幅はとても広いです。成長していけばいろいろな遊びを覚えていきますが、定番とも言えるのがおままごとです。
そこで、ここからはおままごとにおすすめの木のおもちゃを紹介していきます。
First Little Chef(Ed.Inter)
野菜や魚、肉など色とりどりの食材が9点入ったボリューム満点のおままごとセットです。
包丁やまな板を使って食材を切ることができ、シンプルな作りなので遊びやすいおもちゃとなっています。
ナイフが2つ付いているので、友達や兄弟と一緒に楽しむこともできます。
おままごとデビューをするお子さんに、小さなシェフになってもらえるおもちゃとしておすすめです。
えほんトイっしょ(Ed.Inter)
絵本と食べ物のおもちゃがセットになっているのが、このえほんトイっしょです。
絵本では可愛らしいキャラクターが、おにぎりやサンドイッチの作り方などを教えてくれます。
絵本の通りに食材を組み合わせるだけでなく、自分で好きなように作ることで想像力が育まれるおもちゃです。
手作りおべんとう(Ed.Inter)
お弁当箱と包丁、まな板、8種類のおかずがセットになったおもちゃです。
切ったり巻いたり盛りつけたりと、ママさんパパさんの真似をして上手にお弁当を作っていくうちに、想像力が豊かになります。
ピクニックごっこなどにも使え、自由な発想で遊ぶことができ、食育にもつながる素敵なセットです。
子どもの遊びのなかでも、ママさんパパさんや兄弟姉妹、お友達と遊べる人気の遊びがおままごとです。
おままごとはおもちゃを使って、料理など普段の生活を真似て遊ぶものですが、おままごとで使うおもちゃには様々な種類のものが販売されています。
そのな[…]
出産祝いに人気の木のおもちゃ
家族や友人、知人に赤ちゃんが生まれた際には出産祝いを贈りたいと考える方も多いです。
木のおもちゃの魅力や効果を考えると、出産祝いに木のおもちゃは打ってつけですが、どの木のおもちゃをプレゼントしたら良いのか分からないという方のために、出産祝いに人気の木のおもちゃを紹介します。
coccole story ここりー (amanoppo)
子どもの成長記録を残すことができる数字や英字、星や王冠などのブロックがセットになった木のおもちゃです。
写真の飾りにしたりカレンダーにしたり、積み木として使うなど様々な使い方できます。
また、幸せを運ぶ青い鳥と言われるルリビタキや、思い出・幸福・希望などの花言葉を持つ植物があしらわれた箱に、リボンがかかったパッケージとなっているため、そのまま出産祝いのプレゼントとして渡すことも可能です。
ようこそ!森のわくわくハウス(Ed.Inter)
月齢や年齢に合わせて永く遊べる木の家のおもちゃです。
えんとつ遊びや音遊び、かぎ遊び、シロフォンなど全部で10種類の遊びが詰まっています。
遊び終えたらすべてのパーツを家の中にしまえるので、お片付けもしやすく丈夫なことから、出産祝いにプレゼントされるおもちゃです。
音色スロープ (Ed.Inter)
互い違いのレールにボールを転がすことで、ぬくもりのある音色を奏でてくれる日本製のおもちゃです。
ただ転がるだけでなく、最後はファ、ミ、レ、ドと音を立ててくれることが目や耳を通して脳に刺激を与えてくれるので、知育効果も期待できます。
安全性の高いワックスを使っているため、舐めても口に入れても安心です。
丈夫なので永く使っていけることもあり、プレゼントに選ばれる一品になっています。
出産祝いには、積み木やラトルなどのおもちゃが選ばれることが多いです。
おもちゃのなかでも、特に木でできたおもちゃは知育効果が高く、インテリアにも最適と注目を集めています。
木のおもちゃは種類も豊富で、丈夫なので永く遊んでもらることも特徴です[…]
木のおもちゃはおすすめのアイテムを参考に選ぼう
木のおもちゃは自然のぬくもりや優しさを感じられるだけでなく、知育効果を含む様々なメリットがあるおもちゃです。
そのため子どもには木のおもちゃを選んであげるママさんやパパさんが多く、昔から人気が高いおもちゃでもあります。
赤ちゃんが生まれたら、あるいはお子さんが大きくなってきたらプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
楽しみながら、木のおもちゃと一緒にすくすくと成長してくれるはずです。
もし木のおもちゃ選びに悩むようであれば、今回紹介したおすすめアイテムを参考に選んでみてください。