ぬいぐるみには犬や猫、うさぎなどさまざまなモチーフのものがあります。
そのなかでも、特に人気が高いのがくまのぬいぐるみです。
くまと言えば大きくて強そうなイメージもありますが、ぬいぐるみとなるとかわいらしい不思議な魅力があります。
この記事では、くまのぬいぐるみが人気な理由と、おすすめのぬいぐるみを紹介します。
くまのぬいぐるみが人気!
なぜくまのぬいぐるみが人気になったのか、それはテディベアの誕生が大きく関わっています。
1900年代初頭、アメリカでテディベアの大ブームが巻き起こりました。
第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトは、ある日狩りに出かけ、瀕死のくまと出会います。
しかし、ルーズベルトはそのくまを助け、その美談が日刊紙に掲載されました。
その記事を見たお菓子屋さんがくまのぬいぐるみを作り、ルーズベルトの愛称である「テディ」と名付けたのがテディベアの始まりと言われています。
現在、テディベアに明確な定義はなく、くまのぬいぐるみ全般がテディベアと呼ばれるようになり、多くの方から愛されています。
本来は怖いと感じることもある動物を、キャラクターとしてかわいく魅せることができたのには科学的な理由付けがありました。
心理学的研究によると、人間は「体に対する頭の大きさの割合が大きい」「目が大きくて丸くて顔の低い位置にある」「動作がぎこちない」など、ベビーシェマと呼ばれる特徴があるものに対して、愛情を引き起こすと考えられています。
この特徴は赤ちゃんにも当てはまり、まさしく母性をくすぐるかわいさというのは、このベビーシェマと呼ばれる特徴だったことが分かります。
そして、本来は大きな体で怖い見た目のくまが、ベビーシェマの特徴を取り入れたぬいぐるみになることで、かわいさを感じられずにはいられないということです。
くまのぬいぐるみはオーソドックスなものからユニークな素材やデザインのものなどさまざまな種類があり、好みのものを選びやすいのも魅力の一つと言えます。
くまのぬいぐるみおすすめ4選
魅力あふれるくまのぬいぐるみですが、なかでもおすすめのぬいぐるみを4つ紹介します。
出産祝いやギフト用だけでなく、自分用にも欲しくなるようなものばかりなので、ぬいぐるみ選びの参考にしてみてください。
Edward Bear(Jellycat)
Jellycat(ジェリーキャット)は、イギリスのロンドンで誕生したぬいぐるみブランドです。
イギリス王室のシャーロット王女にも愛用されたことで、その名が世界に広がり、今も人気は広がり続けています。
ヨーロッパをはじめとして、世界でも30以上の国々で親しまれており、日本もそのうちの一つです。
ジェリーキャットではさまざまなぬいぐるみを作っていますが、そのなかにはベアシリーズというものもあります。
そのベアシリーズで一番人気が高いのがEdward Bearです。
触り心地はモコモコとしていて優しく、耳と足裏のベロア風生地の切り替えがおしゃれです。
ジェリーキャットのほかのシリーズではお腹がポッコリしていますが、Edward Bearは全体的にボリュームがある仕上がりになっています。
愛らしい表情で座る姿はかわいさ満点で、抱きしめたくなる魅力を持つくまのぬいぐるみです。
Perry Polar Bear(Jellycat)
ジェリーキャットのくまのぬいぐるみで、もう1つおすすめなのがPerry Polar Bearです。
Perry Polar Bearは北極圏で生活するくま、「白くま」をモチーフにしており、雪のように柔らかな毛を持っています。
少し首を傾けて、両手を前に添えて座る姿は思わず抱きしめて頬ずりしたくなるような洗練されたデザインで、インテリアとしても人気です。
オーガニックコットンベア(kontex)
kontex(コンテックス)は、日本の愛媛県今治市にあるタオルブランドです。
タオルのなかでも高品質とされる今治タオルを主に展開するブランドですが、その素材を活かして作られたぬいぐるみが、このオーガニックコットンベアです。
ボディはタオル生地、耳などはニット地でできており、それらすべてがオーガニックコットンで作られています。
さらに、肌触りが滑らかになるようパイルの毛先をカットするシャーリング加工も施されているのが特徴です。
自然な素材の心地良さやぬくもりを肌で感じられるので、五感の発達にもつながります。
一緒にお出かけできるかさばらないサイズ感で、口に入れても安心な素材や永く使えるシンプルなデザインで、出産祝いなどにもおすすめのぬいぐるみです。
little cuddle bear(ELKS&ANGELS)
ぬいぐるみのなかでも少し変わった、ぺたんこなくまのぬいぐるみです。
オーストラリア産の厳しい基準をクリアしたシープスキン(ムートン)を100%使用しているので、天然素材ならではのフワフワな手触りで、赤ちゃんの肌にも優しい仕上がりとなっています。
シープスキンは、羊の肌から分泌されるラノリンというロウの働きのおかげで、雑菌の繁殖や臭いの発生を抑える効果を備えており、赤ちゃんが噛んだり舐めたりしても安心です。
また、シープスキンは通気性も良く、手触りが赤ちゃんを落ち着かせる作用もあると言われているので、お昼寝用枕としても使えます。
お子さんに永く寄り添ってくれるお友達として、そして役目を終えた後も自然に還りやすいという配慮をしているので、出産祝いや誕生日プレゼントにもおすすめの素敵なぬいぐるみです。
くまのぬいぐるみと合わせてチェックしたいアイテム
ここからは、くまのぬいぐるみを購入する際に、一緒にチェックしておきたいおすすめアイテムを3つ紹介します。
ボタン型スピーカー(Pechat)
ボタン型スピーカーは、ぬいぐるみに取り付け専用のアプリを操作することで、ぬいぐるみをおしゃべりにすることができます。
内緒話やお昼寝への誘い、歌を歌うなどさまざまなコミュニケーションを取ることが可能です。
また、おしゃべりだけでなく、寝かしつけやイヤイヤ期におすすめのモード、歌や物語の読み聞かせ、英語学習など多くの機能を備えています。
大好きなぬいぐるみに付ければ、おしゃべりの練習や大切なお友達として子育てのパートナーになってくれます。
coccole story ここりー(amanoppo)
お気に入りのくまのぬいぐるみと遊ぶ姿は、記念として残しておきたいところです。
そんなときにおすすめなのが、このcoccole story ここりーになります。
ここりーは、日付や身長、体重、時間などが表現できる4桁の数字、英語、星と王冠のブロックがセットになっており、毎日の成長記録や記念日などの写真を撮るのに役立ちます。
また、数字の勉強をしたり、カレンダーとして使うことも可能です。
お子さんがくまのぬいぐるみと遊んでいるときに、ブロックを並べて写真を撮れば、記念に残る1枚となるでしょう。
Milestone card set(lulujo)
もう1つ、記念の写真を残すのにおすすめのアイテムが、このMilestone card setです。
おくるみと月齢が描かれた大きめのカードがセットになったアイテムで、簡単にSNS映えする写真を撮ることができます。
おくるみの素材はモスリンコットン100%で、肌の弱い赤ちゃんでも安心して使え、月齢カードは1日目、1週間、1ヶ月~12ヶ月の合計14種類入っています。
成長記録などの写真はもちろんのこと、くまのぬいぐるみで遊び疲れて寝てしまったら、おくるみやカードで飾って寝相アートを撮るのも良いですね。
おくるみ自体も飾りとして使うだけでなく、外出時の日よけや風除け、授乳ケープとしても使える実用的なものとなっています。
くまのぬいぐるみで癒されよう
くまのぬいぐるみは古くから愛されており、本来の動物のくまでは得られないかわいらしさに魅力を感じている方がたくさんいます。
こちらを見つめる大きくてつぶらな瞳や守ってあげたくなるような愛らしさは、多くの方を癒してきました。
そんなくまのぬいぐるみをそばに置いておきたいという方は、ぜひ今回紹介したおすすめのぬいぐるみを参考にしてみてください。