積み木は子どものおもちゃとしてよく選ばれます。
積み木を掴んで持ち上げられる年齢になってからプレゼントされるものだと思われがちですが、赤ちゃんから遊べるおもちゃでもあるのです。
この記事では、赤ちゃん用の積み木を選ぶ際の注意点や、赤ちゃんにおすすめの積み木について紹介します。
積み木は赤ちゃんでも遊べる知育おもちゃ
積み木は代表的な子どものおもちゃの一つです。
木のぬくもりが感じられ、丈夫なものが多いので永い期間愛用することができます。
1歳未満の赤ちゃんは、積み木を「積む」という遊び方をするのは難しいですが、振って音を鳴らすことができる積み木であれば、ラトルのように遊ぶこともできます。
また、小さい頃から積み木に触れることでさまざまな知育効果も得られるのです。
積み木を掴んで動かすことで、手や指を使うトレーニングをすることができたり、触ったり舐めたりすることで五感を刺激します。
ほかにも、ママさんやパパさん、兄弟が積み木を積み上げる動きを見て楽しむこともできます。
まだ積み木を積むのは難しいからといって、積み木を赤ちゃんのおもちゃから除くのではなく、対象年齢が幅広く設定してある積み木もあるので、将来的に永く使えるおもちゃとして選んでみるのも良いでしょう。
赤ちゃん用の積み木を選ぶ際の注意点
赤ちゃんに積み木をプレゼントする際には、次の3点に注意する必要があります。
子ども用の積み木はこれらに配慮した作りになっているものが多いですが、購入する前に自分の目で確かめておくことも大切です。
素材
積み木はその名前の通り素材に木を使っているものが多いです。
木でできた積み木はぬくもりが感じられ、丈夫であることからよく選ばれています。
程良い重さもあるため積むときも安定しやすく、重みによる脳への刺激や手や指のトレーニングにも活かせます。
ただし、重すぎる積み木は赤ちゃんが持つことができないため、避けたほうが良いでしょう。
木の積み木でも比較的軽いものもあり、赤ちゃん用の積み木は重さも配慮されているものが多いです。
木以外の素材では、布やプラスチックで作られている積み木などがあります。
布でできた積み木は、とにかく安全性に優れていて、赤ちゃんに当たっても柔らかく安心なのが魅力です。
布そのものの感触が五感を刺激してくれますし、軽くて形が変わりやすいので赤ちゃんでも握りやすくなっています。
布の積み木は洗うことができるものも多く、赤ちゃんのよだれがついても洗って清潔に保つことができます。
プラスチックを素材としている積み木は軽くて丈夫で、安価なものも多いという特徴があります。
素材にはそれぞれの特徴や魅力があるので、用途や好みに合わせて選ぶと良いですが、やはり人気が高いのは木でできた積み木になります。
塗料
塗料は積み木の表面に塗られていることが多いです。特に木を素材としているものにカラーリングをする場合は、表面に塗装されています。
赤ちゃんは積み木を舐めたり口に入れたりすることがあります。そのため溶け出しやすい塗料や体に有害な塗料を使っているものは選べません。
最近は無毒性水性塗料という、体内に入ったとしても安全な水性塗料を使っている積み木も増えています。
そのため、このような無毒性水性塗料などの安全な塗料を使っている積み木を選ぶか、塗料を使っていない木そのものの木目を活かした積み木を選ぶことをおすすめします。
サイズ
赤ちゃんに積み木を与えて心配になることの一つに、誤飲が挙がります。
赤ちゃんは何でも興味津々で口に入れてしまうので、小さすぎる積み木は飲み込んでしまう恐れもあります。
そのため積み木を選ぶときには、口に入れたとしても飲み込めない大きさのものを探すことを心がけましょう。
赤ちゃんにおすすめの積み木5選
積み木を選ぶ際の注意点を3つ紹介しました。それも踏まえたうえで、ここからはおすすめの積み木も紹介します。
積み木選びに迷っている方は、ぜひ候補にしてみてはいかがでしょうか。
ふわふわアニマルブロック(Ed.Inter)
ふわふわアニマルブロックは、キリンやゾウ、くまやネズミの顔が描かれた、布でできた積み木です。
柔らかくて安全なのはもちろんのこと、振ると音が鳴るので、単体でラトルとしても遊べます。
手洗いもできるため、清潔に保てるのも人気の理由の一つです。
また、出産祝いなどのプレゼントにもよく選ばれています。
つみきのいえ(Ed.Inter)
つみきのいえは、赤ちゃんが遊んでも安全安心なように、素材に天然木のみを使い、サイズも飲み込まない大きさで、着色にも国産塗料を使用しています。
優しいパステル調の三角や四角、丸といったさまざまな形の積み木がセットになっており、一つひとつが日本の職人の手作りです。
また、家の形をしたボックスも付いているので、片付けの時間まで楽しい素敵な積み木となっています。
デザインつみき(Ed.Inter)
デザインつみきは、白木積み木をメインに、アクリル積み木や音が鳴る積み木など、さまざまな素材・形の積み木が41ピースも詰まったセットです。
赤ちゃんのときには積み上げられなくても、振るだけで楽しいラトルの代わりにもなります。
大きくなればいろいろな形に積み上げられるようにもなるので、永く遊んでいけるおもちゃとしてもおすすめです。
また、収納ボックスには紐とタイヤが付いているため、持ち運びも楽に行えます。
音いっぱいつみき(Ed.Inter)
音いっぱいつみきは、すべてのブロックが音が鳴るようになっており、丸・三角・四角それぞれに異なる仕掛けが入っています。
もちろん積み上げて遊ぶこともできるほか、赤ちゃんの頃からラトルのように遊べます。
聴覚が刺激されるだけでなく、中が見えるブロックは鈴やビーズの動きが楽しめ、中が見えないブロックは、どんな仕掛けが入っているか想像する力も自然と育まれることでしょう。
coccole story ここりー(amanoppo)
ここりーは、普通の積み木とは少し違い、出産祝いのプレゼントなどに選ばれやすいアイテムです。
数字や英語、星、王冠など全部で9のブロックがセットになっており、赤ちゃんの成長記録や記念日などの写真を撮るときに飾りとして使えます。
また、使わないときはカレンダーとして飾っておくこともできます。
もちろん積んだり崩したりといった遊び方もできるので、いろいろな用途で使える積み木としておすすめです。
積み木を赤ちゃんにプレゼントしよう
積み木は赤ちゃんからでも遊べるものなど、対象年齢が幅広く設定されている場合が多いです。
積んで遊ぶというのはあくまで積み木の遊び方の一つでしかなく、振って遊んだり握ったりするだけでも、赤ちゃんにとっては良い刺激になります。
今回紹介した積み木の選び方やおすすめの積み木を参考に、赤ちゃんに積み木をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。