敬老の日の贈り物となるといろいろな選択肢がありますが、甘いものが好きなおじいちゃんやおばあちゃんにはお菓子を贈るのがおすすめです。
また、年に一度の行事なので、感謝の気持ちを込めて紅茶などとセットにして贈るのも良いでしょう。
この記事では、敬老の日におすすめのお菓子10選と、紅茶と一緒に贈れるギフトセットを紹介します。
敬老の日に贈るお菓子の選び方
敬老の日にお菓子を贈ろうとした際に、予算の相場はいくらぐらいだろうか、数多くあるなかからどれを贈ろうか、など迷う方もいるかもしれません。
おじいちゃんやおばあちゃんの好みが分かっているのであれば、それに合わせて選ぶのが理想的ですが、「好みが分からない」「いつも同じものになってしまう」という場合のために、ポイントを紹介するので参考にしてみてください。
予算
敬老の日のプレゼントの相場は、3,000円から5,000円程度だと言われています。
相手に気を使わせすぎないようにと、この価格帯を予算にしている方が多いようです。
まずは予算を決めて、そのなかから候補を絞っていくと良いでしょう。
日持ち
お菓子を購入する・贈るタイミングや、取り寄せの場合どれくらいで届くのかなどは、ギフトに食品を選ぶうえで重要なポイントになります。
あられなどの乾きものであれば日持ちするものもありますが、ケーキや大福のようにそれほど日持ちしないものを贈る場合は、渡したときにすぐに食べられる状況なのかや、賞味期限内に食べ切れる個数であるかなどを配慮しましょう。
ラッピング
せっかくプレゼントを渡すなら、きれいにラッピングをして贈りたいものです。
敬老の日の商品として販売されているものの多くは、ラッピングサービスを行っていることが多いですが、そうでないお菓子の場合は自身でラッピングする必要があります。
ラッピングはプロに任せたいという方は、ラッピングサービスがあるかどうかも確認しておくことをおすすめします。
ギフトセット
お菓子を販売するお店には、敬老の日のキャンペーンでギフトセットを用意しているところもあります。
お菓子の詰め合わせや、同じ種類のお菓子でも味のバリエーションが豊かなギフトセットなど、内容はさまざまです。
なかにはお菓子と紅茶、コーヒーなどをセットにしたものもあるようです。
もしギフトセットで好みの組み合わせがない場合には、お菓子と紅茶、コーヒーなどをバラで購入し、自身でオリジナルのギフトセットを作って贈るという方法もおすすめです。
敬老の日におすすめのお菓子10選
敬老の日に贈るお菓子の選び方を紹介しましたが、実際にどのようなお菓子が選ばれているのでしょうか。
ここからは、敬老の日におすすめのお菓子を10選紹介します。
どら焼き
敬老の日に贈られるお菓子のなかでも、人気が高いのがどら焼きです。
洋菓子より和菓子のほうが良いというおじいちゃんやおばあちゃんも多く、食べやすいことから贈られることが多々あるようです。
また、どら焼きを販売するお店のなかには、文字やロゴ、イラストを焼印できるサービスを行っているところもあるので、感謝の言葉などが焼印で入れられたオリジナルのどら焼きを贈るのも良いでしょう。
カステラ
カステラは、卵や砂糖、水あめ、小麦粉を使ったスタンダードなものから、水あめをハチミツに変えたもの、抹茶を混ぜたものなどバリエーションに富んでいて、お店ごとでもアレンジが利いたものを置いていることがあります。
また、カステラもどら焼きと同じようにオリジナルの焼印を入れられるサービスを行っているお店もあるので、敬老の日の贈り物におすすめです。
あんみつ
あんみつは、赤えんどう豆や寒天に黒蜜や糖蜜をかけた「みつまめ」という和菓子に、あんこを盛り付けたものを言います。
昔は夏の食べ物として愛されてきましたが、現在では年中食べられる甘味の一つとして親しまれているようです。
バリエーションとしては、彩り豊かなフルーツをトッピングした「フルーツあんみつ」や白玉をのせた「白玉あんみつ」、ホイップまたはアイスクリーム・ソフトクリームが付いた「クリームあんみつ」などがあります。
フルーツあんみつは、入れる具材にもよりますが、甘味だけでなく酸味なども加わりさっぱりとした口当たりで食べやすいとされています。
おじいちゃんやおばあちゃんの好みに合わせてトッピングを変えられるという点でも、おすすめのお菓子です。
栗きんとん
栗きんとんは、炊いた栗に砂糖を加え、茶巾で絞って作るシンプルな和菓子です。
栗本来が持つ風味にほのかな甘味が際立つので、お茶請けにもぴったりのお菓子として好まれるようです。
また、敬老の日は秋なので、栗が旬の季節でもあります。旬の食材が使われた和菓子を贈ることで、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に季節を楽しむのもおすすめです。
きんつば(金鍔)
きんつばは、寒天を使って粒あんを四角く固め、水で溶いた小麦粉を付けて焼く「角きんつば」が一般的です。
ほかにも、甘夏みかんを使ったものや、胡麻・ナッツが混ぜてあるもの、抹茶でコーティングされているものなどがあり、バリエーションに富んでいます。
硬そうなイメージを持っている方もいるようですが、実際はもちもちとした食感とあんの甘さが口の中に広がる和菓子です。
きんつばを覆うフィルムを剥がして、オーブントースターで3〜4分焼くと小麦の香ばしさに、温まったあんの甘さがさらに際立っておいしく食べられるでしょう。
くずきり(葛切り)
くずきりは、葛粉を水に溶かして固め、うどんのように細く切って食べるお菓子です。
お菓子として食べるだけでなく、乾燥したものを鍋に入れて使うこともあります。
冷やした蜜をかけてさっぱりと食べられるので、残暑が長引いている場合に贈ると喜んでもらえるかもしれません。
いちご大福
いちご大福は、お店ごとに使われているいちごやあんの種類が異なり、有名な高級あまおうが使われているものや白あんや小豆のこしあんで包んでいるものなど、こだわりはさまざまです。
なかには生クリームが入っているものもあるので、変り種を探してもおもしろいかもしれません。
賞味期限は短めなものの、ギフトセットや取り寄せ可能なものも多く、いちご大福だけでなくフルーツ大福とのセットで購入できるものも販売されています。
ゼリー
ゼリーは、年配の方でも食べやすいお菓子の一つです。
フルーツが入っているものや果汁入りなどもあるので、いろいろな味や風味を楽しめるのも特徴です。
ゼリーのギフトセットのなかには、少し変わった瓶詰めのものや、高級ゼリーの詰め合わせなども取り扱われています。
普段は手に取らないようなゼリーを、敬老の日に贈ってみてはいかがでしょうか。
プリン
ゼリーと同様に、食べやすい洋菓子としてプリンもおすすめです。
少し固めのものから滑らかで柔らかいものまで、さまざまな食感のプリンがあります。
また、宇治抹茶を混ぜた和風のプリンや、材料や舌触り、あるいは無添加にこだわったものなど、個性豊かな商品も多いです。
高級な材料が使われているものは値段が高くなる傾向がありますが、日頃の感謝を込めて贈るのにぴったりなお菓子と言えるでしょう。
バームクーヘン
洋菓子の定番とも言えるバームクーヘンは、一般的な大きな円のものやカットされたものだけでなく、ドーナツ程度の大きさのものも販売されています。
敬老の日向けのギフトセットのなかには、ラッピングだけでなく名入れできるサービスを行っているお店もあるようです。
素材にこだわるのであれば、無添加バームクーヘンなどを選ぶのも良いでしょう。
敬老の日にはお菓子と一緒に紅茶を贈るのもおすすめ
おじいちゃんやおばあちゃんにお菓子を楽しんでもらうため、紅茶などのお菓子に合いそうな飲み物を一緒に贈るのもおすすめです。
ギフト用の紅茶を取り扱うブランドの一つが、ベビフルです。
ベビフルは、写真・メッセージ入りのマグカップやクッションなどを制作できるブランドで、ギフト用の紅茶である「ベビフル缶」を販売しています。
ベビフル缶の紅茶3缶セットでは、アッサム・白桃・ニルギリの3種類の茶葉が入っており、豊かな風味を楽しむことができます。
さらに、缶の蓋には写真やメッセージを入れることができるため、紅茶を飲み切った後は小物入れとして使うこともできて便利です。
また、紅茶3缶と巾着がセットになっているものもあります。
このセットでは缶に写真を入れることはできませんが、巾着に写真とメッセージが入れられるようになっており、デザインは色違いを含めて約20種類から選ぶことができます。
選んだお菓子にオリジナリティをプラスしたいと考えている方は、世界に一つしかないギフトとしてベビフル缶とセットにしてプレゼントしてみましょう。
日頃の感謝を込めて敬老の日にお菓子や紅茶を贈ろう
今回は、おじいちゃんやおばあちゃんに贈るお菓子の選び方やおすすめのお菓子などを紹介しました。
敬老の日のプレゼントにお菓子を選んだ際には、プラスで紅茶などお菓子に合う飲み物も贈ると、ほっとしたひとときを過ごしてもらえるのではないでしょうか。
また、その紅茶に孫の写真やメッセージが入っていれば、孫の成長を感じてもらえるかもしれません。
お菓子とオリジナリティのあるグッズで、日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。