母の日の贈り物には花以外に、ギフトの定番であるコーヒーも人気を集めています。
コーヒーは、銘柄や淹れ方によって風味や香りが異なるので、贈る相手の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
では、コーヒーをプレゼントする場合はどのように選べば良いのでしょうか?
この記事では、母の日に人気のコーヒーの種類や選び方を紹介します。
母の日にはどんなコーヒーが人気?
母の日の贈り物として人気のコーヒーの銘柄にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、特に人気の高いおすすめの銘柄と特徴を紹介します。
ブルーマウンテン
ブルーマウンテンは、コーヒーの王様と呼ばれることもある人気の高い銘柄です。
ジャマイカで生産されるコーヒー豆のなかでも、ごく一部の地区で収穫できるものがブルーマウンテンと命名されます。
具体的には、次のような環境で育てられたコーヒー豆となります。
ブルーマウンテンは生産地区が限定されていることに加えて、細かなランク付けもあります。
ジャマイカのコーヒー産業公社(CIB)によって厳しいチェックが行われ、それを通過したコーヒー豆だけがブルーマウンテンとして市場に流通するのです。
なかでも、高いランクのものは樽に入れて輸送されます。
樽の木材が湿度を吸収することで適度な温度調節ができ、コーヒー豆の鮮度や香りを保つことができると言われています。
ブルーマウンテンは、香りが良くほのかな甘みがあり、苦みや酸味、深みのバランスが取れたまろやかさが特徴です。
また、比較的クセがなく飲みやすいので、多くの方におすすめのコーヒーです。
キリマンジャロ
キリマンジャロは、タンザニア産のコーヒー豆のことで、コーヒー豆の大きさ・欠点豆の量・色合いなどによってグレードが決定し、最高級の豆はAAのグレードが付与されます。
酸味の強さとコクの深さ、すっきりとした味が特徴で、野性味あふれるコーヒーと評されることが多い銘柄です。
深い焙煎によって上品な苦味とコクの深さが引き立ち、浅~中煎りにすると酸味が効いた爽やかな味を楽しめます。
キリマンジャロは酸味が強めなので、酸っぱいコーヒーが好きなママさんにおすすめです。
また、ミルクとの相性はあまり良くないと言われていることから、ブラックで飲みたいという方にも適しています。
コロンビア
コロンビアは、安価な価格で購入できるので普段から購入する方が多い銘柄です。
ブレンドコーヒーのベースとして使用されることも多く、コーヒーの基本の味と言えばコロンビアと言われています。
大きさでグレードが決定する仕組みがあり、ふるいにかけてサイズを選別しています。
コロンビアのなかで、最も高品質とされるグレードがスプレモです。
マイルドな口当たりが特徴で、甘みと濃厚なコク、すっきりとした苦味もあってバランスが取れています。
また、クセが少なく飲みやすいので、普段のコーヒータイムで飲みたいという方におすすめです。
ハワイコナ
ハワイコナは、ブルーマウンテンとキリマンジャロに並び、世界3大コーヒーと称される銘柄です。
ハワイ島の西部にあるコナ地区のみで栽培されており、生産量は世界のコーヒー総生産量の1%にも満たない、希少価値の高いコーヒー豆です。
ハワイ州のコナ・コーヒー等級制度によって、豆の大きさと欠点豆の割合で5つの等級に分けられます。最も高い等級がエクストラファンシーと呼ばれています。
また、5つの等級とは別に豆の形で選ばれるものがピーベリーと呼ばれ、最高級のコナコーヒーとも言われています。
等級が上位であるほど、風味がまろやかで甘いのが特徴です。
ハワイコナは等級に関わらず、苦みが少なくて柔らかな酸味、そして甘い香りですっきりした印象があります。
ブレンドに用いると良質な酸味が加わり、コーヒーがあまり好きではない方でも飲みやすくなるのでおすすめです。
モカ
モカは、イエメン共和国のモカ港から輸出されたコーヒー豆をモカと呼び始めたことから名付けられた銘柄です。
また、イエメン共和国の対岸にあるエチオピア産のコーヒー豆もモカ港から輸出されていることから、イエメン産と同様にモカと呼ばれています。
モカは、世界で最も古いコーヒー豆のブランドとしても有名です。
イエメン産とエチオピア産のモカは原種が同じなので、基本的に風味は似ていますがコーヒー豆の形は異なります。
甘味と程良いコクがあり、フルーティーで爽やかな酸味を楽しめるので、気分をリフレッシュしたいときや普段からコーヒーをよく飲む方におすすめです。
母の日に贈るコーヒーの選び方
母の日に贈るコーヒーは、どのようなポイントで選べば良いのでしょうか?
ここでは、母の日のギフトに向いているコーヒーの選び方を紹介します。
ライフスタイルに合わせる
コーヒーはとても奥が深く、淹れ方次第で風味や香りに違いが出ます。
最もおいしくコーヒーを楽しむためには、コーヒー豆のままで購入して、飲む直前に豆を挽いてドリップして飲む方法がおすすめです。
しかし、時間をかけず手軽に飲みたいという方も多いので、ライフスタイルに合わせてプレゼントするコーヒーを選ぶことが大切です。
例えば、コーヒーにこだわりがある方には豆のまま、ドリップコーヒーが好きな方には粉状、忙しい方には1杯ずつ淹れられるタイプやインスタントタイプが良いでしょう。
パッケージのデザイン
コーヒーを贈る場合、すべて飲んだあとに形として残らないということが懸念されます。
そこで、パッケージに写真を入れられるものが人気を集めています。
写真入りであれば、コーヒーをすべて飲んだあとでもパッケージを捨てずに残しておくことで、いつまでも思い出として手元に置いておくことができます。
例えば、お子さんがいるママさんやパパさんからおばあちゃんに贈る場合、孫の写真が入ったものをプレゼントすると、コーヒーを飲むたびに孫の写真を見ることができます。
また、写真入りの缶であれば、コーヒーを飲んだあとも小物入れやインテリアとして飾ることができるので、なかなか会えない孫の成長を感じられるでしょう。
ギフトセット
その日の気分によって、コーヒーの銘柄を変えたいという方も多くいます。
そこで、複数の銘柄がセットになったギフトセットもおすすめです。
また、マグカップとコーヒーがセットになったギフトセットが用意されている場合もあります。
母の日にはコーヒー以外に紅茶や緑茶のギフトも人気!
母の日にはコーヒー以外にも、紅茶や緑茶のギフトが人気を集めています。
紅茶や緑茶は、コーヒーと同じくさまざまな種類の茶葉があり味わいが異なるため、ママさんの好みに合わせて選ぶことができる点が魅力です。
紅茶や緑茶を、コーヒーと組み合わせてプレゼントするのも良いですね。
母の日におすすめの紅茶缶・緑茶缶
母の日におすすめの紅茶缶や緑茶缶として、ベビフル缶があります。
ベビフルは、ママさんパパさんのための記念日グッズを中心に、母の日の贈り物におすすめのアイテムも多数取り扱っているブランドです。
べビフル缶は紅茶と緑茶の2種類から茶葉を選ぶことができ、茶葉を保存するアルミ缶は好きな写真をカスタマイズしてオリジナルのデザインで作成することができます。
缶のデザインテンプレートは90種類も用意されており、選ぶデザインに合わせて1~10枚の写真を入れることが可能です。
クリエイターとのコラボデザインも用意されており、世界に一つだけの特別なプレゼントを作ることができます。
また、通常のべビフル缶よりひとまわり小さいサイズの缶が3つセットになったギフトセットも用意されています。
1缶に1枚写真を入れることができ、おじいちゃんとおばあちゃんに1缶ずつプレゼントするのもおすすめです。
飲み終わったあとのべビフル缶は、小物入れやインテリアとして使用することもできます。
母の日はおいしいコーヒーをプレゼントしよう!
コーヒーは、母の日のプレゼントとして人気が高いアイテムです。
豆にもさまざまな種類があり、ママさんの好みに合った味を選ぶことができます。
コーヒーだけでは物足りないという方は、紅茶缶や緑茶缶とセットで贈るのもおすすめです。
母の日にどんなコーヒーを贈ろうか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にママさんが喜ぶコーヒーを選んでみてください。