出産祝いの食器を選ぶ際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
赤ちゃん目線、さらにはママさんパパさん目線で贈り物を選べば、子育てがより楽しくなるでしょう。
出産祝いの食器は赤ちゃんの離乳食デビューの第一歩
出産祝いの贈り物に食器が選ばれている理由の一つに、赤ちゃんの離乳食デビューを手助けできるという点が挙げられます。
赤ちゃん用の食器は離乳食が始まる頃に必要になるため、生まれてくる前に準備をするママさんやパパさんは多くありません。
また、子育てが始まるとママさんパパさんは、ゆっくりベビー食器を選ぶ機会も少なくなってしまいます。
そんなとき、出産祝いとして食器を受け取れば、ママさんパパさんは食器の準備に戸惑うことなく離乳食期を迎えられるというメリットもあります。
また、食器は離乳食以降も使うため、永く愛用してもらえるという点も出産祝いに選ばれる理由の一つになっています。
出産祝いの食器にはどんなタイプがある?
出産祝いの食器にはどんなタイプがあるのか、事前に調べておくことで贈り先にピッタリなアイテムを見つけることができるでしょう。
プレートタイプ
出産祝いの食器の定番として、平たいプレートタイプがあります。
仕切りがついているものならそれぞれにおかずを盛り付けることができますし、手づかみで自由に食べることもできます。
まだ上手にスプーンが使えないような時期でも、プレートタイプなら赤ちゃん自身も食べやすいためストレスフリーで食事を楽しめることでしょう。
なかには器の底に吸盤が付いた食器もあり、食事中の器のひっくり返りを防止してくれます。
また、プレートタイプは1枚で食事を終えることができるため、洗い物が少なくなるのもメリットです。
器タイプ
深さのある器は、スープのように水分の多い食事のときに重宝します。
特に離乳食を始めたばかりの時期はおかゆなど柔らかい食べ物が多いため、器タイプの食器であれば盛り付けがしやすくなります。
カトラリーとセットになったタイプ
出産祝いの食器には、カトラリーとセットになったタイプもおすすめです。
離乳食が始まる頃は赤ちゃんは手づかみで食べる時期ではありますが、隣でママさんパパさんが赤ちゃんの口に運ぶスプーンやフォークが必要です。
また赤ちゃんは成長するにつれ、自分でスプーンやフォークを使えるようになります。
食器とカトラリーがセットになっていれば、新たにカトラリーを用意する必要がないためママさんやパパさんは大助かりでしょう。
お弁当箱
赤ちゃんが保育園や幼稚園へ行くようになると、お弁当を持参することがあります。
生まれてすぐ必要ではないものの、赤ちゃんの誕生で忙しいママさんはお弁当箱を準備する余裕がない可能性も考えられます。
保育園や幼稚園に持っていく以外にも、ママさんパパさんとピクニックなどお出かけするときにも重宝するため喜ばれる贈り物になるでしょう。
出産祝いの食器選びで大切なこと
出産祝いで食器を選ぶときには、抑えておきたい大切なポイントがあります。
実際に贈る前に気を付けておくべきこととしてぜひ覚えておいてください。
素材
出産祝いに贈る食器に使われる素材はプラスチック、木製や竹製、陶器や磁器などがあります。
プラスチック
プラスチック製の食器は軽いうえに、床に落としても壊れにくい特徴を持ちます。
なかには電子レンジ対応や食洗器が使えるタイプもあるため、忙しいママさんパパさんの心強い味方になるでしょう。
木製・竹製
木製や竹製の食器は木の温もりが伝わります。
木製はそれだけでおしゃれな印象があり、出産祝いとして受け取るママさんやパパさんたちにも人気があります。
また木製や竹製は熱を伝えにくい性質を持っているため、扱いやすいのも特徴です。
陶器・磁器
陶器や磁器でできた赤ちゃん用の食器もあります。
赤ちゃん向けに作られたものであるため可愛らしいデザインが豊富です。
ただし、割れやすい性質を持っているため、出産祝いとして赤ちゃん向けに贈る際には割れにくい性質の素材が選ばれる傾向があります。
機能性
赤ちゃんは1人で食べることが難しいためママさんやパパさんの助けが必要になります。
なかには赤ちゃんが食器をひっくり返してしまうという場面もあるでしょう。
そんなとき、倒れにくい工夫がされた食器など機能性が優れた食器があれば毎日の食事が楽になります。
色
出産祝いの食器にはママさんパパさんの好みに合わせて色を選ぶのもおすすめです。
可愛いものが好きな方にはピンクや黄色、落ち着いた雰囲気が好きな方には白やグレーなどを選んでみても良いかもしれません。
また、ママさんパパさんの自宅のインテリアに合わせたカラーもおすすめです。
サイズ
出産祝いとして赤ちゃんに使ってもらう食器を贈るのだから、小さいほうが良いと安易に考えるのは早いかもしれません。
なぜなら、小さすぎると使いにくい可能性もあるためです。
しかし大きすぎるのも使い勝手が悪いため、サイズを選ぶときはテーブルに並べたとき邪魔にならない大きさが理想となります。
また、片付けの際にあまり場所を取らないものが喜ばれるでしょう。
出産祝いにおすすめの食器3選
出産祝いにおすすめの食器を3つ、特徴と合わせて紹介します。
ぜひ食器選びの参考にしてみてください。
離乳食パレット(agney*)
パレット型の食器で、親指を入れるための穴が開いています。
離乳食期は赤ちゃんが大人しく座っていることが難しい時期ですが、パレット型ならママさんが片手でもしっかり持つことができます。
1枚のプレート型で仕切りがついているため、それぞれにおかずを盛り付けることが可能です。
竹でできており、ぬくもりのある食器として人気があります。
また、食洗器や中性洗剤で洗うことも可能なため育児に忙しいママさんパパさんの心強い味方になってくれることでしょう。
ジグソープレート(agney*)
赤ちゃんの好奇心がくすぐられるデザインで、食べることが楽しくなるような食器です。
竹製でありながらも特殊なコーティングが施されているため、醤油などもはじくことが特徴です。
長方形のプレート1枚と正方形のプレート2枚がジグソーパズルのようなデザインになっているため、好きな形に配置することができます。
少し大きくなったら自分でプレートを組み立てる楽しさも体感できます。
カトラリーを付けることもできるため食器セットを贈りたい方にもおすすめです。
ファーストフードセット(ezpz)
シリコンゴムでできたお皿とスプーン、コップが付いたセットです。
お皿はテーブルに吸着するため、赤ちゃんのいたずらで食器がひっくり返る確率も軽減されます。
スプーンは赤ちゃんが握りやすい太さに設計されており、コップは傾けすぎずに飲むことができるため、自分で食べる練習をするのにも役立ちます。
くすみカラーでシンプルな色も人気のポイントです。
ベビーフード ガラスキューブ(green sprouts)
通常のガラスよりも強度と厚みが増したキューブ型の食器です。
電子レンジやオーブンで温めることが可能で、さらには冷凍庫での保存もできる優れものとなっており、忙しいママさんパパさんの時短調理に役立つことでしょう。
ぴったりと閉まるフタと、専用のトレイが付いているため、食器の中身がこぼれる心配もありません。
赤ちゃんの食事に使うだけでなく、料理の作り置きの保存などにも重宝されます。
出産祝いの食器でママさんの離乳食作りを応援しよう
ベビー食器は赤ちゃんの成長に欠かせないアイテムです。
赤ちゃんだけでなくママさんとパパさんにも離乳食タイムを楽しんでもらいたい、そんな願いを込めて出産祝いの食器を探してみてはいかがでしょうか。